酪農家として高給を得るためにはどうすればいいのかといいますと、良質の生乳を大量生産することがです。生乳のクオリティを一定にキープすることができればブランド乳として販売することができるので、単価も高くなります。
高給を得るためには普通にやるのではなくて、機械化できるところはどんどん機械化して効率良く経営することが大事です。例えば、資金に余裕があれば搾乳機を取り入れるといいでしょう。そうすれば一頭当たりの乳量が増えるのでその分収入も増えていきます。人を増やせばその分多くの牛を管理することができるので収入が増えるのは確かですが、その分経費も増えるので単純に人を増やせばいいというわけではありません。機械を導入すれば初期費用こそかかるものの、継続して人件費を支払い続けるよりはずっとコストダウンできるのでお勧めです。
機械化できれば自由時間も増える
酪農家は年中無休の仕事であることを覚悟しなくてはいけません。なぜなら、相手にしているのは生き物だからです。そのため、早朝から夜中まで毎日仕事する必要があると思っておきましょう。特にお産のときには家族総出になることもあるので、自由時間や休みという概念は基本的にはありません。
しかし、最近は機械化によって自由時間を確保できる農家も増えてきました。最初はノウハウを学ぶために全て手作業にする必要がありますが、ノウハウさえ理解すれば後は少しずつ機械化すればどんどん自由時間が増えてきます。全てを手作業で済まそうとした場合、万が一自分の身に何か起きてしまったら経営が破綻してしまいますので、収入源を途絶えさせないためにも機械を導入した方が安定性は出てきます。
どうすればスタートすることができるのか?
酪農の仕事には免許も資格もありませんので、誰でも牛さえいれば始めることができます。ただ、素人が闇雲に始めても途中で挫折してしまいがちなので、まずは知り合いの手伝いから始めたり、学校に通ってノウハウを学んだりすることから始めるといいでしょう。
基本的に生きている動物を扱う仕事なので、動物が好きな方には向いている仕事だと言えます。さらに、最近は機械化が進んできたので、少人数で経営していてもサラリーマン以上に稼ぐことができる人もいます。もちろん全てを機械化することはできませんし、最終的には人間の手で行うことが大事なのですが、やればやるだけ収入が増えるので非常にやりがいを感じることができます。